2025/11/2(日)~3(月) 第7回全国リビングラボネットワーク会議in福井
2025/10/7
※10月7日更新※
私たちは毎年、日本全体で共創を活性化させるために「全国リビングラボネットワーク会議」を開催し、日本各地の実践者たちとつながり、共創に関する実践知を共有してきました。これまでの開催地である鎌倉、大牟田、横浜、大阪に続き、今年はボトムアップで活発な共創が生まれている福井市と鯖江市で開催します。
暮らしに根ざし、その人の人生から立ち上がるプロジェクトを、「ライフプロジェクト」と呼びます。福井・鯖江エリアは、市民大学「ふくまち大学」やリノベーションを通じた商店街活性化など、ボトムアップで立ち上がる共創的なプロジェクトが活発に生まれる地域。またその背景には、めがねをはじめとするものづくりの文化を基盤に、職人や企業が協働して価値を生み出す文化が根付いており、こうした活動がライフプロジェクトが育つ街を形作っていると言えます。
今回の会議では、福井・鯖江、そして全国の実践者が一堂に会し、地域課題の解決に向けた経験やアイデアを共有します。まちに暮らす個人からはじまるライフプロジェクトが、如何に地域での共創を育み、まちなかに「たのしみ」「くらし」「しごと」を生み出し、広げていくのか。個から共創につなげる仕組みや持続的な地域での関係構築のあり方等、福井・鯖江での取組から実践知を学ぶと同時に、新たなプロジェクトの種を見つけ、共創の輪を広げていくことを目指します。
対話会から実践ツアーまで、現場の熱量とともにその実際を感じ取れる機会を提供します。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
開催概要
テーマ: ライフプロジェクトが育つ街 ー 福井・鯖江からひらく共創の未来
日時: 2025年11月2日(日)~3日(月・祝)
11月2日 13:00-20:30 会議@福井市 PLAYCE(プレイス)
11月3日 10:00-14:00 視察ツアー@鯖江駅集合
※連携企画
11月2日(日) 16:30-18:15 PLAY TALK × リビングラボ・トーク in 福井
申し込み方法
申し込み先リンク: Peatixお申し込みページ
プログラム詳細(予定)
ーーー < 11月2日(日) 午後 > ーーーーーー
13:00〜16:00 福井実践者との対話セッション
16:30〜18:00 PLAY TALK × リビングラボ・トーク in 福井
18:30〜20:30 懇親会
ーーー < 11月3日(月・祝) 午前 > ーーーーーー
鯖江ものづくりの「共創現場」をめぐるツアー
10:00~14:10 鯖江駅解散予定
各セッションの概要
< 11月2日(日) 午後 >
13:00-16:00 対話セッション:ふくまち大学や会場となるPLAYCEの紹介をはじめ、福井でライフプロジェクト、共創活動に取り組む様々な実践者との対話会。
福井市・鯖江市でライフプロジェクトや共創活動に取り組む実践者たちが集い、それぞれの活動や課題を共有します。車座形式のトークセッションやグループ対話を通して、市民参加からものづくりまで多様なテーマを横断的に議論。福井における共創活動の本質を探求し、新たな活動の種を見つけ出すことを目指します。
このイベントは、福井や鯖江の枠を超え、全国の人々との新しいつながりを生み出す場です。対話を通じて、自立共生的な関わりに基づく共創・創発の可能性を共に探ります。
16:30-18:15 PLAY TALK × リビングラボ・トーク in 福井:どうやって? ライフプロジェクトが生まれる場所のつくりかた
今回のトークイベントでは、暮らしに根ざし、その人の人生から立ち上がるプロジェクトを「ライフプロジェクト」と呼び、ライフプロジェクトが生まれる場所(リビングラボ)のつくりかたを皆で考えます。
※『リビングラボ・トーク』の詳細はこちら
※ リビングラボ・トークのみ、オンライン視聴も受け付けます。
18:30-20:30 懇親会@PLAYCE
< 11月3日(月・祝) 午前 >
10:00-14:00 鯖江ものづくりの「共創現場」をめぐるツアー
10:00 鯖江駅集合、14:00 鯖江駅解散。
福井県越前鯖江エリアは、漆器やめがね、和紙や刃物など、多くの地場産業が集積するものづくりのまち。このものづくりは、多様なものたちの関わりあいの媒介となり、さまざまなうねりを生み出しています。今年20年目を迎え、70人以上の移住者と連綿と続くアクションの起点となった「河和田アートキャンプ」。今や毎年3万人以上が集う国内最大級の産業観光イベント「RENEW」。さらにこうした運動を介して、ここ10年で30を超える店舗・工房・宿が開設され、9つのシェアハウスが誕生しています。
本プログラムでは、RENEWの創設期に携わり、シェアハウスの文化を牽引した森一貴を案内人に、これらの動きの根底にある、多様な人々が集い、影響しあいながら「つくる」生態系をたずねます。
