【リビングラボ関連イベント】「デジタルと社会をつなぐデザイン」研究会 第2回会合

2024/4/24
産総研・人間拡張研究センター(HARC)では、昨年度より「デジタルと社会をつなぐデザイン」研究会を開始しました。6/6に開催予定の第2回研究会は、柏の葉におけるリビングラボの取り組みにフォーカスした内容になります。
簡易的ではありますが、柏の葉スマートシティをご案内するお時間もあります。
ご参加の方、ご検討いただければ幸いです。

#第1回の様子は、以下のWebレポートをご覧ください。
第1回レポート

「デジタルと社会をつなぐデザイン」研究会 第2回会合


・主催:国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター
・協力:一般社団法人柏の葉アーバンデザインセンター、一般社団法人UDCKタウンマネジメント
・日時:2024年6月6日(木) 15:00-17:30
・集合場所:UDCKオフィス(つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅下車徒歩1分) https://www.udck.jp 
・定員:25名 

・開催主旨:
人間拡張、AI、ロボット等、新たなデジタル技術が登場し、データを活用した新たなサービス・事業開発に対する期待が広がっています。特にSDGsの履行やESG投資を始め、より社会を志向した事業への転換に対する、企業への社会的な要請が強まっており、デジタルを活用した社会志向型事業のデザインの重要性はますます高まっています。一方、社会志向型事業の受容性や生み出される社会価値の評価をどのように行っていくか、社会価値と事業価値(ビジネスとしての継続性)をいかに両立するか、あるいはデジタル技術を活用することに伴う負の影響(例えばプライバシー)への懸念にどう対応するか、といった新たなデザイン課題が顕在化してきており、こうした課題への対応が事業の成功には欠かせません。そういった背景のもと、世界に目を向けると、Systemic Design、Transition Design、Design for Sustainabilityなど、社会価値実現に向けたデザイン手法が生まれ始めています。しかし現状の事業環境においては、未だ旧来のビジネス慣習に基づく意思決定やそれに即したデザイン実践・事業開発が主流であり、社会価値実現に向けたデザイン・検証に必要な手法の習得や実践の機会(例えば市民参加に基づくデザイン)の創出、継続的な実践に向けたリソース配分が十分実施されているとは言えない状況です。
そこで、課題意識を共有する企業・研究者、並びに市民・生活者、自治体等をはじめ多様なステークホルダーが集まり、現状の課題や必要な取り組み(例えば、新たなデザイン手法・理論・リソースの共有・実践、普及展開等)の検討、コミュニティ構築を目的とした研究会を開催することといたしました。
第2回会合は、地域共創を通じたスマートシティ開発を実践している、柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)、UDCKタウンマネジメントのご協力をいただき、デジタル技術を活用したまちづくりを市民と共にどのように進めようとされているのか、実際に現地を体験しながらお話を伺い、皆様と議論できればと考えています。

・プログラム:
15:00-15:10 イントロダクション(産総研)
15:10-16:10 柏の葉体験ツアー
16:10-16:40 事例紹介「みんなのまちづくりスタジオの取り組み(仮)」(UDCKタウンマネジメント 大山 浩太、UDCK 八崎 篤)
16:40-17:25 ワークショップ「リビングラボを持続的に運営するには? (仮)」
17:25-17:30 Wrap-up・今後の予定(産総研)
※終了後、柏の葉駅前のかけだし横丁にて懇親会を予定しております。
※内容は予告なく変更の可能性があります。

・お申し込み:
下記Formsよりお申し込みください。会場サイズの都合でお申し込み多数の場合は先着順とさせていただきます。
申込リンク
・お問い合わせ先:
「デジタルと社会をつなぐデザイン」研究会事務局
M-digi_desi-sec-ml@aist.go.jp