【大牟田リビングラボ共催イベント】(2/18(日)10-12時)大牟田未来共創センター(ポニポニ)対話会

2024/1/26
JNoLLでは、全国各地の実践者の現場を訪問し、関係者とのミートアップやフィールドワークなどを行うプログラムを提供しています。
今回は、2月18日(日)10:00-12:00に、大牟田リビングラボを運営する大牟田未来共創センター(ポニポニ)の関係者と、大牟田での取り組みについて対話する機会を企画しました。
2月18日(日)対話会のお申込みリンクはこちら また関連して、2月16(金)・17(土)には、NHKや朝日新聞などでも特集されている「労働供給制約社会」の実態に迫る対話セッションが開催されます。「キックオフ!! 労働供給制約社会・大牟田 -働き手不足をチャンスに」 各地域で喫緊の課題となっている働き手不足を乗り越えるため、「ひとり一人の可能性を最大限に引き出す地域」の実現をめざしている大牟田において、地域の実践者や有識者の対話を通じて、未来を描き、新たなつながりを生み出すイベントとして企画されています。
金曜・土曜のイベントにて、地域でリビングラボを実践するポニポニの取り組みを体感していただきつつ、そこで感じた疑問や参加される皆さんの実践における悩みを日曜の対話会で共有してみてはいかがでしょうか?

【プログラムの全体概要】

・2月16日(金)17:30-20:30 労働供給制約社会イベントDay1(ポニポニ主催)
・2月17日(土)10:00-16:00 労働供給制約社会イベントDay2(ポニポニ主催)
・2月18日(日)10:00-12:00 大牟田未来共創センターとの対話会(ポニポニ・JNoLL共催)


【ポニポニ主催 労働供給制約社会イベント 概要】

タイトル:キックオフ‼ 労働供給制約社会・大牟田~働き手不足のピンチをチャンスに
日時 2024年2月16日(金)17:30-20:30
         2024年2月17日(土)10:00-16:00
場所:大牟田市イノベーション創出拠点aurea (福岡県大牟田市有明町1-1-22) 主催:大牟田未来共創センター
共催:地域創生Coデザイン研究所、リクルートワークス研究所
後援・協力:大牟田市、大牟田商工会議所、大牟田市イノベーション推進協議会 協力:福岡県中小企業生産性向上支援センター
大牟田市では、製造業に加えて、医療・福祉をはじめとする生活維持サービスがもうひとつの中心的な産業となっています。このことは、産業が雇用としてのみならず、直接生活を支える基盤となっていることを示しています。
そのため、すでに起きている働き手の不足は、産業の持続性を奪うと同時に、生活の基盤を蝕み、今まで当たり前だった生活が送れなくなる事態を引き起こします。
そして、この働き手不足は構造的なものであり、今後数十年、改善を見込むことが困難です。わたしたちは、「労働供給制約社会」という新たな局面に立っているのです。
一方で、労働供給制約社会では、あらゆる領域において 「人」が最も希少な資源となります。そのため、わたしたちは「ひとり一人の可能性を最大限引き出す地域」を実現する必要があります。その意味で、労働供給制約は今までの仕組みを見直し、創り直すチャンスにもなるのです。
今回のイベントを通じ、大牟田における「労働供給制約」をめぐる状況を広く共有し、地域の実践者や有識者との対話を行うことで、 「労働供給制約社会・大牟田」の未来を描き、新たな地域を共につくっていくつながりを生み出したいと思っています。


【大牟田未来共創センター(ポニポニ)との対話会 概要】

タイトル:大牟田未来共創センター(ポニポニ)対話会 日時:2024年2月18日(日)10:00-12:00 場所:ポニポニ地域共創拠点 うずうずマイン(福岡県大牟田市不知火町1-2) 主催:大牟田未来共創センター、日本リビングラボネットワーク  複雑に絡み合った事象に立ち向かうため、多様な人材や組織が自身の従来のミッションやセクターを乗り越えて共創する活動が増えてきています。福岡県大牟田市では、2018年に始まったリビングラボ共同実験をきっかけに、大牟田リビングラボの活動がはじまりました。2019年には地域の共創の主体として大牟田未来共創センターがたちあがり、介護予防、雇用就労、移動、住まい、学び、産業などの領域横断的なプロジェクトを通して、「大牟田で暮らし、働く一人ひとりの存在が肯定され、社会的な理由で孤立することなく、多様な選択肢の中でそれぞれの力が発揮され、わくわくする持続的なまち」の実現を目指しています。
 大牟田リビングラボの取組の特徴は、上記の団体理念に向けて、領域横断的に取り組むことで、今の時代の社会のあり方(社会システムと呼んでいます)をアップデートすることに注力して、共創活動を行っていることです。大牟田に暮らしている一人ひとりに寄り添いつつ、目の前の問題だけに囚われないようにし、その問題を生み出している構造にアプローチするプロジェクトに取り組んでいるということです。そしてそれは、大牟田の課題だけでなく、近代以降の社会のあり方を問い直す必要のある、日本全体や世界の課題ともつながっています。
 このような活動は、学会論文やWeb記事として一部は言語化されているものの、体感がないと伝わりづらいものでもあるため、JNoLLと共催する現場視察のプログラムでは、2日間行われるポニポニ主催のイベントと連動し、その振り返りも含めたメンバーとの対話を企画しました。

 大牟田リビングラボ出の試行錯誤は、あなたの地域の共創活動でも役に立つはずです。リビングラボに興味がある方、大牟田にゆかりのある方、これからの社会のあり方を考えた方、ぜひご参加ください。